8/12

アブの襲来にめげず、へっぽこフライマンが某沢に入渓した、幸いアブは少なめ。この沢、広い瀬もあるのだが谷が狭まるとプール・ゴルジュが続く。高巻きを繰り返し遡行するが、数十メートルもつづくプールはご覧のように泳ぎも不可欠だ。へっぽこフライマンはここを超安全策でのりきるであるが、これがなかなか楽しい。

気になる釣果であるが、淵尻から落ち込みまで丁寧に誘うのだがドライフライを横目?上目?で見る程度で食いつこうとはしなかった。おおきな淵では尺級がゆったり泳ぐ姿が見える、ということは水の中からもへっぽこフライマンがよく見えるのだろう、完敗であった。

8/13

翌日、瀬のつづく某沢に入渓。昨日のゴルジュとは違い瀬は歩きやすく早めの脚でつり上がる。入渓口からエルク・アントに反応、なかなか活性が高いようである。小さな淵の白泡にアントを振り込むと、スッとイワナがが食いつくパターンだ。ストマックポンプで胃の中を拝見、羽蟻とミミズがでてきた、川虫はほとんど見られない。

日中でも木陰の淵では必ず反応があり盛夏のフライフィッシングを堪能できた。