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2011.08.28

大鳥踏査 その5

袖沢も覗いてみました。ダムの水はまっ茶茶、袖沢の水は灰色に濁っています。



袖沢入り口のトンネルを抜けると・・・、道は無かった。前回の豪雨の時も崩れた場所であるが、今回はまったく無くなっていました。



護岸工事を施したところの、ほとんどが崩れています。



これが、なにかわかりますか?南沢出会いの橋です。かなり頑丈な床板橋だったため、橋は流れずに済みましたが、巨大で大量の流木が絡んでいて、その両側の道路が流されています。



ここまでの袖沢には大量の土砂が流れ込んでいて、良く観察すると、小砂利や数十センチの石がコロコロ流れているのがわかります。川は眠っていません。今は灰色一色の川になってしまいましたが、清流がもどり、水生昆虫がもどり、魚が戻ってくるでしょう。気長に待つしかありません。


大鳥踏査 その4

豪雨から一ヶ月以上経っても、奥只見ダム・大鳥ダム・田子倉ダムは未だに濁りがとれません。大岩魚たちは何処に居るんでしょうかね。


大鳥踏査 その3

いよいよ大鳥に入りました。バックウォーターから莫大な量の土砂が流れ込んでいます。



大鳥橋の脚はは激流に耐えました。しかし、水流は脚を支える擁壁を乗り越え、その後ろに積まれた地盤を剥ぎ取ってしまいました。橋の機能は断たれています。



土砂が、大鳥平まで上がった痕跡があり、水際に茂っていたヤナギは全て流されていました。そして、本流全体に土砂が入り込んで、浅くなっています。



ポイントに向かう山道もいたるところで、土砂崩れで寸断されています。


大鳥踏査 その2

以前、ぜんまい小屋があった平地は林ごと流されて、そこに流芯があります。



ここから見渡す限りの道路は全て流されています。



自然が残した地形にある道路は流されずに残っています。人の手が加わった箇所が軒並み流されています。



間断された道路があり、大鳥までの道程は険しい箇所があります。